• 次世代 AI 性能:NVIDIA® Jetson T5000™ / Jetson T4000™ を搭載し、最大 2,070 TFLOPS(FP4)のAI演算性能を提供
• 高速センサーフュージョン:100Gbps 対応 QSFP28 および 8× GMSL2 カメラをサポートし、リアルタイムのマルチセンサー AI ビジョン処理を実現
• 豊富な産業用 I/O:2× 10GbE、1× 1GbE(EtherCAT対応)、および 4× USB 3.2 Gen 2 を搭載し、高帯域幅データ伝送のニーズに対応
• 産業グレードの堅牢性:9~48VDC のワイドレンジ電源入力と -25℃~+55℃ の動作温度に対応し、過酷な環境でも安定した運用を実現
次世代の自律移動ロボット(AMR)、ヒューマノイドロボット、高解像度ビジョンシステムの急速な進化に伴い、数百TOPSクラスの演算性能を備えた従来のエッジAIプロセッサでは、要求される処理性能を十分に満たすことが難しくなっています。開発者は、高解像度のマルチセンサーデータをリアルタイムに統合・処理すると同時に、EtherCATマスター通信をはじめとする外部アクチュエータのリアルタイムかつ決定論的な制御を維持する必要があり、システム全体の性能とリアルタイム性の両立が大きな課題となっています。
AIE-KT78/68 は、こうした課題を解決するために開発された Aetina のフラッグシップ・エッジ AI システムです。NVIDIA® Jetson Thor™(Jetson T5000 / Jetson T4000)を搭載し、Blackwell アーキテクチャによるサーバークラスの AI コンピューティング性能をエッジへ提供します。オンデバイスでのマルチモーダル生成 AI 推論、クラウドへの依存を排除した超低遅延処理と、高度なデータプライバシーおよびセキュリティを実現します。
AIE-KT78/68は、卓越したAIコンピューティング性能、高帯域幅の通信インターフェース、そして堅牢な産業グレード設計を兼ね備え、システムインテグレーション期間の大幅な短縮と、TCO(総保有コスト)の削減を実現します。特に協働ロボット(Cobots)の分野では、革新的なブレークスルーをもたらします。高度なVision-Language-Action(VLA)モデルを完全オフライン環境で実行することで、協働ロボットはあらかじめ定義された動作を繰り返すだけでなく、周囲の環境を理解し、人と安全に協調しながら、新たな作業にも柔軟かつ迅速に適応できます。さらに、大規模な再プログラミングを行うことなく運用できるため、生産性とオペレーションの柔軟性を飛躍的に向上させます。
利用可能な構成:
| 製品の特長・利点 | 詳細 |
|---|---|
| サーバークラスのNVIDIA Blackwell アーキテクチャ |
NVIDIA Jetson Thor を搭載し、最大 2,070 FP4 TFLOPS の AI演算性能を実現。協働ロボットや自律システムにおいて、Vision-Language-Action(VLA)モデルを完全オフラインで実行し、ゼロレイテンシーの AI 推論を可能にします |
| 超高速ネットワーク帯域 |
100Gbps 対応 QSFP28 ポートとデュアル 10GbE ポートを搭載。高解像度カメラや 3D LiDAR から大量のリアルタイムデータを高速に取り込み、マルチセンサーフュージョンのボトルネックを解消します |
| リアルタイムEtherCAT 統合 |
専用 RJ45 1GbE EtherCAT ポートを搭載し、独立した EtherCAT Masterとして動作。AI 推論とモーター・関節アクチュエータ制御をマイクロ秒レベルで同期し、高精度なリアルタイム制御を実現します |
| 産業グレードの広温度・広電圧設計 | 9~48VDC のワイドレンジ電源入力と -25℃~+55℃ の動作温度に対応。過酷な産業環境でも24時間365日の安定稼働を実現します |
| 次世代 I/O・センサー拡張 |
4基のUSB 3.2 Gen 2、2基の絶縁型CAN FD(AIE-KT78専用)、mini-Fakraインターフェースに加え、NVMe SSDや5G/LTEモジュールに対応する柔軟なM.2拡張スロットを搭載。多様なセンサーとの接続・統合を可能にし、包括的なセンサーフュージョンプラットフォーム(Sensor Fusion Hub)を実現します |
| 活用シーン | 活用シーンの説明 |
|---|---|
| 協働ロボット (Cobots) | ▪ 生産ラインの即時切り替え:オペレーターは自然言語による音声指示を通じて、協働ロボットの作業内容を迅速に変更できます。これにより、生産ラインの切り替え時間を従来の数日からわずか数秒へと大幅に短縮し、多品種少量生産における生産性と収益性を飛躍的に向上させます ▪ 安全な人とロボットの協働:マイクロ秒レベルの応答により、接触前にロボットが停止または動作を調整し、安全な共同作業環境を実現します ▪ システムコストを削減:AI 演算とリアルタイムモーション制御を1台に統合し、外部コントローラや制御盤を削減。導入コストと設置スペースを最適化します |
| ヒューマノイドロボット |
▪ 既存環境へスムーズに導入:従来のAGVや固定型ロボットアームと比較して、ヒューマノイドロボットは既存の工場や物流センターの環境へそのまま導入できるため、生産ライン、搬送経路、作業ステーションを再設計する必要がありません。これにより、導入コストを大幅に削減し、より柔軟かつ迅速な自動化の実現を可能にします
▪ 両腕による高度な組立作業:Blackwell AI と EtherCAT 同期制御により、大型部品の搬送、不定形物の把持、繊細なワイヤーハーネスの組立など、人に近い器用な両手作業を実現します ▪ 危険環境での安全な運用:化学プラントや高温鋳造工程などの危険性が高い作業環境において、人に代わって危険作業を担うことで、労働安全リスクの低減に貢献します。さらに、24時間365日の連続稼働にも対応し、安定した運用を実現します |
| スマートファクトリー |
▪ オンプレミスAIによるデータ保護:すべてのAIモデルはローカル環境でオフライン実行が可能なため、製品設計、製造プロセス、運用データをクラウドへ送信する必要がありません。これにより、知的財産や機密情報の漏えいリスクを大幅に低減し、高いデータセキュリティを実現します
▪ ダウンタイムの短縮:設備故障を撮影するだけで、ローカルAIがトラブルシューティング手順を提示し、保守対応時間を短縮します ▪ ネットワーク障害時も継続稼働:AI 推論と制御をすべてローカルで実行するため、インターネット障害時でも生産ラインを継続運用できます |
| スマートシティ |
▪ クラウドコストを削減:路側機でリアルタイムに映像解析を実行し、大容量の映像データをクラウドへ送信することなく、イベント通知や解析結果のみを転送します。これにより、モバイルネットワークの帯域使用量を大幅に削減するとともに、クラウドストレージコストの最適化を実現しま
▪ 災害時も継続運用:交通信号や道路監視システムをローカルで稼働させ、災害によるネットワーク障害時でも公共安全を維持します ▪ 高い耐環境性能:-25℃~+55℃の厳しい屋外環境でも長期間安定して動作し、交通インフラの高い信頼性を実現します |
| Model Number | AIE-KT78 |
AIE-KT68 |
|
| AI Performance | 2070 FP4/TFLOPS / 1035 FP8 TFLOPS | 1200 FP4/TFLOPS | |
| Module Compatibility | NVIDIA Jetson Thor (Jetson T5000) | NVIDIA Jetson Thor (Jetson T4000) | |
| CPU | 14-Core ARM Neoverse V3AE (64-bit) | 12-Core ARM Neoverse V3AE (64-bit) | |
| Memory | 128GB 256-bit LPDDR5X | 64GB 256-bit LPDDR5X | |
| Storage | 1 x M.2 M-Key 2280 (NVMe 1TB built-in) | ||
| Display | 1 x HDMI 2.0b 1 x DP 1.4a |
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| LAN | 2 x RJ-45 10GbE 1 x RJ45 1GbE EtherCAT |
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| USB | 1 x USB-C for OTG only 4 x USB-A 3.2 Gen 2 |
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| I/O Interfaces |
1× QSFP28 slot (T5000: 4× 25 GbE, T4000: 3× 25 GbE) |
||
| Expansion |
1 x M.2 M-Key 2280 (NVMe1TB built-in) |
||
| Camera | 2 x mini-Fakra (optional) | ||
| Power Input / Connector | 9V-48V | ||
| Dimension (WxDxH) | 220 x 143 x 80 mm | ||
| Net Weight | 3.171 kg | ||
| Temperature |
Operating Temp.: -25°C ~ +55°C (-13°F ~ +131°F) |
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| Humidity | 95% (non-condensing) | ||
| Software Support | Linux | ||
| Certification | CE, FCC Class A, UKCA | ||
*Product specifications are subject to change without prior notice
| 付加価値的ポイント | 詳細 |
|---|---|
| NVIDIA エリートパートナー | AetinaはNVIDIA認定パートナーとして、NVIDIAの最新技術やJetson製品への早期アクセスを活かし、お客様のイノベーションを加速するとともに、NVIDIAエコシステムにおける事業拡大を支援します |
| エンドツーエンドのカスタマイズと統合 | 筐体設計、放熱設計からBSP(Board Support Package)の統合まで、Aetinaはお客様の多様な導入要件に対応するカスタマイズソリューションを提供します |
| 協働型 AI 導入 | 10年以上にわたるエッジAI分野での豊富な経験と充実したエコシステムを基盤に、Aetinaはハードウェアとソフトウェアの両面から包括的な技術サポートを提供します。システムインテグレーションの負担を軽減し、ソリューションの迅速な実用化を支援します
|
| 豊富な検証済み周辺機器 | NVIDIA エコシステムパートナーおよび Innodisk グループのリソースを活用し、Aetina はストレージ、カメラ、Wi-Fi、4G / 5G モジュールなど、動作検証済みの周辺機器を幅広く提供します。システム統合期間の短縮とトータルコストの削減に貢献します |
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| AIE-KT78 と AIE-KT68 の違いは何ですか? |
AIE-KT78 は NVIDIA Jetson T5000 を搭載し、より高い AI 性能、大容量メモリ、優れた演算能力を提供します。一方、AIE-KT68 は NVIDIA Jetson T4000 を搭載し、性能・消費電力・コストのバランスを重視したモデルです |
| AIE-KT78/68 はどのような AI アプリケーションに対応していますか? | Physical AI や Edge AI 向けに設計されており、協働ロボット、ヒューマノイドロボット、産業オートメーション、スマートファクトリー、スマートシティ、センサーフュージョン、LLM、VLMなどの生成 AI アプリケーションに対応します |
| 対応するAI開発フレームワークは? | NVIDIA JetPack™、NVIDIA® CUDA®、NVIDIA® TensorRT™、DeepStream、NVIDIA Holoscan、NVIDIA Isaac™ ROS など、NVIDIAの主要 AI 開発ツールをサポートしています |
| 対応するカメラ・センサーは? | MIPI カメラ、GMSL2 カメラ、LiDAR、レーダー、IMU、デプスカメラ、および各種産業用センサーに対応し、AI 認識やセンサーフュージョン用途に最適です |
| リモート管理・展開に対応していますか? | はい。Aetina Out-of-Band(OOB)によるリモート監視、アプリケーション配信、システム管理に対応しています。OOBはオプション機能です。詳細については Aetina までお問い合わせください |
| 製品の購入方法は? | お見積りのご依頼やご注文については、Aetinaの営業窓口までお問い合わせいただくか、お問い合わせはこちらから直接お進みください |
| Model Number | Description |
|---|---|
|
AIE-KT78-1-A1 |
THOR T5000 128G, 1 x DP, 1 x HDMI, 1 x GbE, 2 x 10GbE, 4 x USB, QSFP, B/E/M Key, 9 to 48 V, -25°C ~ +55°C |
|
AIE-KT68-1-A1 |
THOR T4000 64G, 1 x DP, 1 x HDMI, 1 x GbE, 2 x 10GbE, 4 x USB, QSFP, B/E/M Key, 9 to 48 V, -25°C ~ +55°C |
| モデル名 | ファイル名 | オペレーティングシステム | バージョン | 更新時間 | ダウンロード |
|---|---|---|---|---|---|
| AIE-KT78/68 | Aetina_AIE-KT78/68_Datasheet_Preliminary | v0.5 | 2026-07-30 | Download |