エッジAIソリューションのリーディングプロバイダーである Aetina(エティナ)は、ドイツのニュルンベルクで開催されているEmbedded World 2024でAetina IA380E-QUFLを発表しました。この画期的な製品は、高性能なIntel Arc A380E GPUを搭載した小型フォームファクタのPCIeグラフィックカードです。
コンパクトな設計で比類のないパワー
Aetina IA380E-QUFLは、ワークステーションレベルのパフォーマンスを、ロープロファイル、シングルスロットのフォームファクタに詰め込みました。この革新的なソリューションの消費電力はわずか50Wで、スペースと電力に制約のあるエッジコンピューティング環境に最適です。組み込みシステムメーカーやインテグレーターは、Intel Arc A380E GPU1が提供する4.096 TFLOPsのFP32ピーク性能を活用することができます。
小さなサイズを超えて:強力な機能
IA380E-QUFLは、そのコンパクトなサイズにもかかわらず、4つのMini-DisplayPort出力と6GBのGDDR6メモリーをネイティブサポートしているため、複数の高解像度ディスプレー(UHD)の接続が可能です。このため、IA380E-QUFLは、商業ゲーム、ビデオウオール、医療画像処理、スマートシティーの視覚推論など、幅広いアプリケーション向けの優れた選択肢になっています。
AetinaのJackal Chenシニアプロダクトマネージャーは「スリムでエネルギー効率に優れたAIシステムへのニーズが急速に高まっています。Aetina IA380E-QUFLはこのニーズに正面から取り組み、電力消費を最小限に抑えたコンパクトなシングルスロットのフォームファクタで強力なGPUソリューションを提供します。これにより、開発者は幅広いアプリケーションに対応するパワフルで効率的なエッジシステムを構築することができます」と述べました。
比類のないコミットメント:5年間の製品供給
Aetinaは、産業用アプリケーションにおける長期的な製品安定性への極めて大きなニーズを認識し、Aetina IA380E-QUFLの5年間の製品供給を保証します。このコミットメントはIntel Arc A380E GPU1のライフサイクルに合わせたものです。これにより、システムロードマップが効率的になり、コストのかかる再設計の必要性が低減します。
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