AI推定技術をIoT産業に導入する比率が日増しに増えるにつれ、組込みシステムが消費電力および演算パフォーマンスのバランスに対するニーズはどんどん重視されるようになりました。Aetinaはより良いワットパフォーマンスを組込みIoT産業に導入し、Nvidia AGX XavierモジュールとAetinaのNvidia Jetson基板AX710を組み合わせて演算効率の高い組込みエッジコンピューティング・プラットフォームを作り、オープンソースライブラリ-オープンソース演算法を導入することで、姿勢推定の応用例の架設に成功しました。骨格を検出することでユーザーの動きを判別し、ロボットにフィードバックを命令することが可能です。そのワットパフォーマンスはNvidia RTX 2080の4倍で、AI推定のワットパフォーマンスもRTX 2080の1.5倍に達し、AI姿勢推定プロジェクトのエッジデバイスへの応用に非常に適しています。
▌AGX Xavier / RTX 2080計算効率の比較
AGX XavierはNvidia RTX 2080の4倍の計算消費電力比を提供しますが、AI推論の消費電力比はRTX 2080の1.5倍です。
姿勢推定アプリケーションのハードウェアはNvidia AGX Xavier演算モジュール及びAetinaのJetson基板AX710を使用しており、AIプロジェクトのために512個のCUDA運算コア、64個のTensor演算コア、11 TFLOPSのAI推定性能、そしてNvidia RTX 2080のハイクラス・グラフィックカードをもたらしてくれます。RTX 2080は20.14 TFLOPSの演算性能を提供していますが、消費電力は225Wで、AGX Xavierの消費電力はわずか30Wと、0.367 (TFLOPS/W)の演算パフォーマンスをもたらすことができ、RTX 2080の0.09 (TFLOPS/W)に比べて4倍近くも演算効率が高いです。また、AetinaのAGX Xavier演算プラットフォームは豊富なI/O拡充に対応しているため、高速拡張カードや各種デジタル・アナログカメラを併用することもできます。
▌姿勢予測:Openpose & Aetina Xavierプラットフォーム
Openposeはインスタントマルチプレイヤースケルトンとジェスチャー検出をサポートします
ソフトウェア面において、私たちはオープンソースライブラリのオープンソース演算法を使用し、特徴ポイントをキャッチする方法によって人体の骨格を検出しており、即時に多人数に対して検出を行えることが特色です。続いて、骨格の情報を収集し、各種姿勢や動作を定義するだけで、動作検出後に別途指令コードを組込み、よりハイクラスな応用を行うことができます。今回の応用において私たちは、特定の手の動きを検出すればマシンが自動的に名刺を1枚渡す命令を送るよう、プラットフォームに設定しました。同じように、異なる動作と指令を組み合わせれば、このハイパフォーマンスなプラットフォームを使って、例えばスマート医療における転倒推定やスマート小売の顧客行動分析…等々、多くのAIアプリケーションを実現することが可能となります。
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Aetina Jetson AGX Xavierキャリアボード | |
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AX710 | |
高速ネットワークカードをサポートするNvidia Jetson AGX Xavierキャリアボード | |
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サイズ | |
120mm x 107mm | |
広い温度設計 | |
-25°C ~ +80°C | |
その他 | |
拡張M.2 /高速ネットワークカード/ mPCIeデバイス | |
詳細情報 |